連休なので家でごろごろしてるのももったいないのでバイクに乗ってGo!
久里浜からフェリーに乗り、
三浦半島を離れ、、、、、、。
浦賀水道を横切ると 40分ぐらいで、
房総半島に着く。
127号を南下し、
崖に祀られた観音様にご挨拶などし。
ノイズキャンセリングイヤフォンではSPACE AMBIENTやChill Out系の音楽。
南端を越え外房の千倉まで足を伸ばし
ちょっと 食べ過ぎたようだ。
おなかパンパンでたいへん。
満足して帰ってきた。
あと
9/2には松田聖子の武道館コンサートすごくよかった。
感動した。
なぜ、今 松田聖子なのか。
若い頃(80年代 10代)はJazzやBluesなどマニアックで生意気な音楽ばかり聴いていた私は、アイドル歌謡なんて見向きもしなかった。
だが、元々
細野晴臣。
7~80年代 日本の音楽。
「はっぴいえんど」・忌野清志郎 ・井上堯之などを細々と研究しているのだが、
80年代歌謡曲
このあたりのキーワードを探求しているさなかたどり着いた頂点に
1980年代の松田聖子がいた。
何曲か聞いてみた。
ふむ・・・・
80年のアイドル
旅立ちはフリージア タケカワ ユキヒデ作曲 1988年
つーか、歌うますぎるし表現力半端ではない。
曲もすごくいい。
どれ 本物の松田聖子を見てみたい!
Seiko Matsuda Concert Tour 2022 “My Favorite Singles & Best Songs”
9/2(金) 日本武道館
すげー-・・・・
パチンコ台みたいではないか!
7月に先行発売されたチケットの抽選にダメもとで応募したところめでたく当選したのでありがたく武道館に向かわせてもらった。
数万人のファンと共に松田聖子を拝んだ。
ステージの演出、楽曲のすばらしさ、歌唱、そして松田聖子の、人としての目を見張る美しさに終始息も出来ぬほど感動し続けた2時間余りであった。
幕が上がるといきなりストラトキャスターをジャカジャカ弾きながら登場した松田聖子には驚いたが、次はドラムセットに腰掛け8ビートを刻みながら歌うというサプライズパフォーマンスもあった。
松田聖子はドラムも叩けるのか!!
次々と曲が替わりかっ飛ばしてる。
望遠鏡で見るまでもなく、すごくキラキラしているではないか!
“My Favorite Singles & Best Songs”とあるようにヒットした名曲を連続で繰り広げたのち一息ついて「松田聖子です」とMCが始まった時は感動した。
これが「松田聖子か!!」!!!
すげー-!!!
神田沙也加殿の「ever since」を熱唱されて、沙也加ちゃんの話になった時は
わるいがおれは泣けて泣けてどうしようもなく目をつぶり体を丸めていた。
これだけは本当に辛かった。(静かに鼻をかむが鼻紙が一気に無くなった。)
でも気を取り直し、アコースティックステージでは名曲をアコースティックに編曲しバンドのメンバーと椅子に座り演奏された。
リクエスト合戦でアカペラで歌う聖子の歌唱力にあらためて敬服し、
還暦の歌姫の貫禄は余すところなく感じられた。
手を合わせ拝んでしまった。
そして、これが「松田聖子」ワールド。
終盤はレーザー光線ビッカビカでパチンコ台のようなきらびやかなステージセットに、聖子が「コーヒーカップに乗って」せりあがって登場するというちゃめっけたっぷりな演出にニヤニヤしてしまう。
バックスクリーンは お花畑や流れるお星さまとか童話の世界とか・・・・
いつまでも 終わらないでくれと 心の中でつぶやく・・・・
そして客層はやはり、
50 60代のおばちゃんが圧倒的に多かった。
長年聖子のファンをしておられる同世代の人たちが妙にシブい。
にわかのファンの私としてはまずは「ツアーTシャツ」を日常で着こなすところから始めなければ。
知っている曲が次々に出てきて、ついに赤いスイートピーで武道館はクライマックス聖子ワールドに。
数万人のファンがおもむろに「スイートピースティック」を取り出して曲に合わせて左右に振る。
これは和やかな雰囲気だ!
あれをおれも買っておけばよかったのだ!
感動して失神しそうになったが心を落ち着けて鑑賞を続ける。
キラキラと輝いて見えるステージの松田聖子の還暦とは思えない美しさに驚いた。
しまいにはミニスカートであの武道館の広いステージを走り回りファンに感謝の頭をお下げになる聖子に「神」を感じたのは決して私だけではなかったはずだ。
松田聖子の楽曲は 言ってみれば昭和の音楽の巨匠たちが寄ってたかって「歌ってくださいこの曲を」と一人のアイドル歌手に持ち寄った珠玉の名曲ばかりだ。
今から思えばなんと贅沢な音楽だろう。
このあたりのことは数冊の文献で今研究中である。
1980年の松田聖子 (一般書): 石田伸也 + 配送料無料 (amazon.co.jp)
松田聖子の誕生 (新潮新書): 若松 宗雄 + 配送料無料 (amazon.co.jp)
松田聖子 41年目の真実: ママドル・セイコ研究会編集部 + 配送料無料 (amazon.co.jp)
Miles DavisもThe RollingStonesもYMOも見損ねてきているエラーだらけの人生だが、今回松田聖子のステージをじっくり見ることが出来て本当に感無量であった。
松田聖子はすばらしい。
来年も ぜひ。