ふと思い立ち 箱を開けてみた。
2014年の秋に閉業したスットビレザークラフトの在庫がまだうちのロフトの奥に眠っている。
作りかけのロングウォレットは針と糸が通されたまま縫い付けの工程でぴたりと時が止まって保管されている。
当時のBlog
2012年 10月の当工房。 | -----Ezotic leather----- (jugem.jp)
スットビ レザークラフト
-----Ezotic leather----- (jugem.jp)
金具は錆が出て眠ってしまってる。
30代後期 勢いとノリで北海道(アイヌモシリと言っていた。)に移住してみて 念願の革工房を立ち上げてみて、最初はうまくいかないながらも10年だか続けて人並みのものを製造できるくらいに作風が磨かれ始めた頃、 「現代アイヌ」の社会に根付くどす黒い利権やら アイヌの人々の怠慢なライフスタイルやら にせものシャーマンの言いなりになるニートどもの生態にうんざりしてアイヌ社会と決別し、以来アイヌ文様のモノが創れなくなってしまった。
彫れなくなってしまった。
自分をだましてまで嘘くさいものを造れないと思って。
こりゃダメだと 一時期は絶望したものの、人生の舵を思い切ってまったく別の方向に向けたのが今となっては過去のよい思い出。
人生 あきらめも肝心だということ。
あんなもの こんなもの造っていたなぁと苦笑しながら また箱に閉じ込めてロフトの奥にしまってきた。
そのうち、また気が向けばヌメ革を仕入れて何か造るのかも。
アイヌ文様を入れたりして。
大いちょうの木
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2023 6/3